SIMフリーiPhone 6をソフトバンクのSIMで走らせるプラン
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いま使ってるiPhone 5はソフトバンクの2年縛りがまだ8ヶ月も残っているので、しばらくiPhone 6は我慢しようと思っていたのですが、ここに来て急激に動作が重くなってきて、なおかつ「仕事上いまどき5使ってるのもどうなの」って感じになってきたので、ついに6に買い換えることにしました。

そこで悩むのがキャリアの選択。MNPでドコモかauに乗り換えるか、ソフトバンクのまま機種変更するか、それとも思い切ってSIMフリーにしてしまうか。選択肢として最初に消えたのは、auへのMNP。通話しながらデータ通信できないのは不便すぎるのでね。VoLTEが本格普及するまでは選べません。次にドコモだけども、生粋のiPhoneユーザとしてはそこに行ったら何か負けのような気がするので、できる限り選びたくない(この判断に合理性は全くありません^^;)。そうすると、残る選択肢はソフトバンクに残留するか、もしくはFA宣言よろしくSIMフリーで羽ばたくかの二択になる訳です。実際のところ、キャリアに縛られないSIMフリーiPhoneはかなり魅惑的。

ここに来てMVNOによる格安SIMサービスが花盛りで、ぷららが最大3Mbpsながら2,980円でLTE無制限のサービスを提供してるけど通話できないから残念だなーと思ってたら、回線品質で定評のあるIIJmioが通話付き3,260円でSIMカードが3枚も付いてくる「みおふぉん」のファミリーシェアプランを7GBまで増量と心動くニュースが。そして極めつけは、U-mobileが通話付きで下り最大150MbpsのLTE無制限プランを激安の2,980円で開始という信じられない展開に。毎月キャリアに1万円近く払うのがバカバカしくなってきます。

とはいえ、ぷららは通話ができないので論外としても、U-mobileについても実行速度が遅すぎて使い物にならないという報告が相次いでいて、今後状況が改善する可能性はあるものの今はちょっと選びにくい。そうなるとIIJmioのみおふぉんが現実的な選択肢になってくるんだけど、よく考えてみると、今でもソフトバンクに払ってる料金って通話料を除くと月々4,000円を切ってるんですよね。信じられないかもしれないけど、ホワイトプラン無料+パケット定額5,200円+オプション料金諸々775円−月々割1,982円=3,993円なんですよ(iPhone 5は現金一括で買ったので残債なし)。この美味しい条件があと8ヶ月も続くわけです。しかもソフトバンク同士の通話は無料だし、いま解約すると違約金9,800円も取られるしで、それを考えると月額3,260円のみおふぉんに移るメリットは少なくなってきます。留守番電話も使えないし。

というわけで出した結論が、アップルストアでSIMフリーのiPhoneを買った上で、ソフトバンクの回線をそのまま使うプラン! ソフトバンクのサイトを見ると「他社が販売する携帯電話をソフトバンクモバイルで利用する」ことが正式に認められているようです。今の契約内容がそのまま継続できるのか一抹の不安があるので、それは明日にでも調べてみますが。MVNOの格安SIMはこれからも次々と新しいのが出て来そうなので、2年縛りが切れる8ヶ月後に、満を持してソフトバンクを卒業しようと思います。ぷららが通話付きのプランを出してくれると嬉しいんですけどね。まぁ、そんな感じで。

iPhone6の出っ張りどうにかならんのか
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 ついに発表されましたね。iPhone6。事前リークが激しすぎて、特に驚きはありませんでしたが。新しい情報としては、5.5インチ版の名称が「Plus」だった点と、あとは解像度でしょうか。

 これまで横幅320px(Retinaでは整数倍の640px)を頑なに守ってきたアップルが、画面サイズの拡大にどう対応するのか気になっていました。まさかppi(ピクセル密度)を落として640pxのまま拡大はしないだろうけど、かと言って拡大した画面サイズに合わせてピクセル数を増やしたら、横幅320/640pxの前提で作られたアプリはどうするんだろう? まさか余ったスペースが黒く表示されたりとか??

 この疑問に対するAppleの回答は、アップスケールの採用でした。iPhone6では横750px、Plusでは1,080pxと増えたわけですが、640px用に設計されたアプリの場合はシステムが自動的にアップスケーリング表示するのだそうです。ボヤケたりしないのか心配ですが、そこはAppleのこと、うまく処理していることでしょう。

 一方でiPhone6/Plusに最適化されたアプリでは、アップスケールでなくそれぞれの解像度を活かした表示がされるということで、恐らくSafariではより広々と画面が使えるものと思われます。

 この改革、ユーザーとしては嬉しい限りですが、開発側は手間が増えて大変ですね。特にiPhone6 Plusはピクセル密度が401ppiと高くなったので(他のRetinaモデルは326ppi)、その点も考慮したデザインが求められます。AV Watchの記事で西田宗千佳氏も書いてますが、今後はドットバイドットの設計からベクトルデータを活用した設計に変わっていくのでしょう。その方がデータも軽くなって良いのではないでしょうか。Webデザインの世界でも、デザインパーツを画像で作りまくる時代はそろそろ終わりかもしれません。

 ところで、このiPhone6/Plusでどうしても許せないのが、裏面のレンズの出っ張りです。ネットを見る限りあまり問題視されてないようですけど、きっとそれは皆さんケースを装着する前提だからでしょうね。その厚みに出っ張りが埋まってしまいますから。でも、iPhoneを裸で使う主義の私としては、今回の改悪は切実です。デスクやテーブルに置いたら、確実に斜めに浮きますよね。その状態で電話がかかってきてバイブが鳴ったりしたら、テーブルの上でグルグル回ったりしちゃうんじゃないでしょうか。そうでなくても、置いた状態で操作したらガタガタして使いにくそうです。

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 4年前にIPhone4を買ったとき、Retinaディスプレイの美しさ以上に感動したのが、テーブルの上に置いたときの「ヒタッ」と吸い付く感触でした。「ピタッ」ではなく、空気が追い出されて「ヒタッ」と吸い付くんです。当時、自宅のダイニングテーブルがガラス製だったのですが、iPhone4背面のガラスとテーブルのガラスが吸い付いて、得も言われぬ高級感を醸し出していました。5になって金属素材に変わり、その感触は薄らぎましたが、それでもフラットな背面は凛とした美しさを湛えていました。

 それが、あの出っ張りですよ。ジョブズが生きてたら絶対に許してないと思われる無粋な異物感。あの出っ張りの分だけ本体の厚みも増やしてフラット化し、その分バッテリー容量を確保してくれたほうが100万倍嬉しかったのですが。もしかしたら次のモデルでは解消されたりするのかな。まぁそれまでは待てませんけどね。

 とまぁそんなわけで、レンズ部には不満タラタラながらも買い換えることは間違いありません、あとは6と6Plusどっちにするの?という問題ですが、今のところは6の一択ですね。iPhone 3Gからずっと使ってる身としては、片手で操作するのに慣れきってまして、いまさら両手で操作なんてできません。とはいえ、実機に触ったらあっという間に考えが変わる可能性は十分ありえますが。5の二年縛りもまだ残ってるし、まぁゆっくり考えます。

月額100円でiPhoneのバックアップを完全自動化するたった一つの方法
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 iPhone 6/Plus、発売されましたね。私はソフトバンクの2年縛りがまだしばらく残ってることもあり、MNPを含めしばらく様子見しようと思ってます 。ここに来てMVNO業者のサービスも充実してきて、SIMフリーという選択肢も現実的になってきましたしね。月額約3,500円でデータ通信7GB使えてSIMカード3枚付いてきて通話もできる(通話料21.6円/30秒)って神すぎです。

IIJmioのSIMサービスがすごすぎるポイントをまとめてみた - カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2014/09/19/13385

 と言いつつ世の中的にはいち早く手に入れた新しもの好きが大量発生していて、皆様旧モデルからの移行儀式を迎えてるかと思います。そして多くの人がiTunes経由でPCにバックアップして、今度は6をPCにつないで復元しているのではないかと。iTunesでのバックアップを勧める記事も出てますしね。

 でもですよ、いちいちiTunesで同期するのって面倒くさいから、ついついバックアップしないまま日が過ぎちゃう人って多いと思うんですよ。ていうか、律儀に毎日バックアップしてる人ってどれくらいいるんだろう? もし突然iPhone無くして、Apple Careで新品に換えてもらったとしても、最後にバックアップしたのが3ヶ月前だったりしたら目も当てられません。

iPhoneのバックアップはiCloud経由に限る!

 なので、私は断然iCloud経由でのバックアップと復元をお勧めします。何がいいって、完全に自動でバックアップしてくれるので、普段はまったく意識する必要が全くないのです。①電源に接続されてて、②Wi-Fiが繋がってて、③ロック中であれば、放っておいても勝手にバックアップされます。大抵の人は毎晩寝てる間に充電するでしょうから、自宅にWi-Fi環境さえあれば最低1日に1回はバックアップされるわけです。

 復元するときも、当然ながらMac/PCに繋ぐ必要はありません。iTunes経由と比べると時間は余計にかかりますが、ワイヤレスなので場所に縛られず使えて不自由ありません。

 とはいえiCloudが無料なのは5GBまでであり、バックアップするには追加容量の契約が必要なので、漫然と「でもお高いんでしょう?」って感じてる人も多いと思いますが、ちょうどiOS8のリリースに合わせてiCloud有料プランは大幅値下げされたのです! 9月11日以降、20GBで月額わずか100円とタダ同然の価格設定になっています。この20GBにはアプリなど共通データの容量は含まれませんから、多くのiPhoneユーザーはこれで収まるのではないでしょうか。私はiPhone 5の64GBモデルを容量パンパンになるまで使ってますが、iPhoneのバックアップには18.4GBしか使っていません。月額100円でバックアップの手間から開放されて安心が手に入るなら、これは間違いなく安いです。それでも足りない人は、20GB月額400円のプランもあります。これも十分安いです。

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LINEの引き継ぎもクソ簡単

 それから、よくiPhone機種変更したらLINEの履歴が消えたとか、アカウントが引き継げなかったとか聞きますけど、iCloudでバックアップ/復元すればそんな心配もありません。こんな感じで引き継ぎ方を解説してるブログもありますけど、これは新しい機種に「LINEをインストールして引き継ぐ」からこんなに手間なのであって、ちゃんとバックアップを取ってから新機種で復元すれば、ホーム画面に普通にLINEのアイコンが登場し、タップすれば今までどおり普通にLINEが使えちゃいます。嘘じゃないです。過去に3回やって成功してますから。

 これを失敗するパターンとして、復元が完了する前に焦って新たにLINEアプリをダウンロードして上書き登録しちゃう人。これ最悪です。LINEのアイコンが出るまでしばし待ちましょう。あと、iTunes経由でバックアップするときは暗号化にチェック入れとかないとうまく引き継げないみたいですね。でもiCloud経由ならデフォルトで暗号化されるのでその心配もないです。

キャリアが変わっても無問題

 今まで何度も失敗してきた人は信じられないかもしれませんが、ここまで書いてきたことは全部本当です。何度も書きますが過去に3回やって成功しているので間違いありません。しかもそのうち2回は、Softbank→au、au→Softbankとキャリアを跨いだ移行です。MMSなどキャリア依存の設定だけは当然ながら引き継がれないですけど(逆に引き継がれたらヤバイ)。Safariの検索窓に入力中だった文字までそのまま引き継がれたときにはちょっとビビリました。docomoは試したことないですけど、docomoだけ違うってこともないでしょう。

プラス3,980円/年で音楽もiCloudへ

 ただし無敵のiCloudバックアップにも一つだけ問題があって、CDから取り込んだ音楽データはバックアップされません。これは残念なんですけど、まぁ著作権がらみなので仕方ないです。音楽だけはあとからゆっくりiTunes経由で同期することになります。

 でもここまで楽ちんな世界に慣れちゃうと、音楽だけのためにMacやPCにつなぐのは本当に面倒くさい。最近の音楽離れの一因はここにあるんじゃないかと思うほど面倒くさい。なので、お財布に余裕のある方にはズバリiTunes Matchの利用をお勧めします。

 これを契約すれば、Mac/PCでiTunesに取り込んだ曲もiCloud経由で同期されます。同期されるのは曲のリストだけなので、iPhoneの容量を圧迫しないというのもポイント。曲を選ぶとストリーミング再生されます。残り容量を気にして同期する曲を取捨選択する作業ともオサラバです。よく聴く曲はローカルに保存することもできるので言うことありません。年間3,980円、1日あたり約10円なので、ミュージックアプリのヘビーユーザーは導入して損ないと思います。

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あとはiCloudフォトライブラリ待ち

 というわけで、iCloudを駆使すれば、というか一度設定すれば面倒くさい同期やバックアップ操作と無縁になるので、個人的には強力にはお勧めします。もちろん失敗する可能性はゼロではなくて、そこは自己責任でお願いしますが、iTunes経由だって失敗するときは失敗しますからね。あとは、リリースが10月に延期されたiCloudフォトライブラリが使えるようになれば、写真の管理もあとクソ重いiPhotoから解放されます。フォトストリームは仕様が中途半端ですからね。Yosemiteのリリースと合わせて楽しみです!あ

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