最近ハマっている音楽ユニットのひとつが水曜日のカンパネラ。3月1日の「オトトイの地下室」では、鹿の解体ショーで度肝を抜かれてきました。そしてわずか2週間後の3月16日。今度はマグロを解体する「ザ・ジャパニーズカイタイショー!」に参戦。まぁ鹿と違ってそんなに珍しいものではないけれど、今まで生で見たことなかったし、鹿のときと違って捌いたマグロがその場で振る舞われるということで、結構楽しみにして行ってきたのでした。ちなみに今回のメンツは、ふぇのたすのライブで知り合った高校生、妻、自分の3人。どうしてこうなったのか全く謎です(笑)。
会場は代官山「晴れたら空に豆まいて」。マグロの解体ショーをおしゃれタウン代官山で見るというミスマッチが素敵です。だいたい、この「晴れたら空に豆まいて」っていうネーミングセンスがおしゃれ過ぎますよね。青山の「月見る君想フ」も同じグループの経営ということで、妙に納得です。
12:30の開場と同時に入ったこともあり、席は最前列を確保できました。そう、ライブというとオールスタンディングのイメージがありますが、今回はランチイベントということでテーブル席になっていたのです。でもお客さんの入りはイマイチ? 関係者を除いたら20人くらいなのではないでしょうか。しかも年齢層かなり高め! どうやら大半がマグロ狙いで、水曜日のカンパネラ目当ての人は少ないみたいです。ちなみに朝食を抜いてきた自分は空腹を我慢できず、メニューにあったタコライスを食べてしまいました。いやぁビールに合って美味しかったです。
水曜日のカンパネラ
ちょうどタコライスを食べ終わったころ、水曜日のカンパネラの演目スタート。丸テーブルで席に座ってステージを見ていると、さながらディナーショーのような雰囲気です。実際ランチショーなんですけどね。「マリー・アントワネット」の間奏のときに「おかしをたべればいいじゃない」と書いてあるスケッチブックを見せるのがお約束なんだけれど、即興で「まぐろ」に書き換えたのもまたお約束どおりという感じで微笑ましかったです。しかも「これもう使えないからあげる」と言ってその紙を破り、何と僕にくれたのでした! しかも転換のタイミングでサインまで貰っちゃって、これは家宝にするしかありません。
NAMIKIRI,C
次に出てきたのは「NAMIKIRI,C」。もしかして堅気の人じゃないんじゃないかという強面の男が、マグロ漁をテーマにしたラップっぽい曲を披露してくれました。この調子で何曲も続いたらかなり困る感じだったのですが、無事1曲で終了してやれやれといった感じ。気になる方はこの動画をどうぞ!
鮪匠
続いていよいよ本日のメインイベント、マグロの解体ショー。それまでの物々しい感じとは打って変わって「鮪!海!猟師!」っていう雰囲気です。そしてこのイベントの主催者と思われる鮪匠(まぐろのたくみ)の二人が登場。15kgの鮪(メバチかな?)を前にニコニコ笑っているのは・・・さっきのNAMIKIRI,Cじゃないですか。大将、こっちのほうが似合ってるよ! って当たり前か。
鹿のときとは違って、残念ながらコムアイちゃんは後ろで見ているだけ。鮪匠の二人が、気持ちのいいテンポで捌いていきます。途中でコムアイちゃん試食してたけどね。かわゆす! そんなこんな言ってるうちに、さすがの手際の良さで解体はあっという間に完了。わきに控えている職人たちの手に渡り、マグロ丼に変身していきました。ちなみにですね、この場にいたのはスタッフを含めても30人程度なわけです。15kgのマグロをその人数で分けたらどうなるか。。。もう大変なことになりました!
はい、ほとんどご飯が見えていません。お味の方も、さすがに新鮮なだけあって大満足でした。この後もカマトロとか中トロとかどんどん出て来たのですが、お腹いっぱいで食べきれなくて残念。大将が「採算度外視! 採算度外視!」って100万回くらい叫んでたけど、これ完全に赤字なんだろうな。上手に宣伝すれば、もっとお客さん入ったと思うんだけど。とりあえず今回来た人はラッキーでした。
ところで転換の際にコムアイちゃんと少しお話をしたのですが、3月19日予定のツーマンライブ「水曜日の視聴覚室」に思いっきり誘われました。平日開催なので見送ろうと思ってたのですが。。。本人に直接誘われたら、行くしかありませんよね! というわけで次回ライブレポに続きます(笑)。