もう10日も前のことですが、渋谷パルコが主催するカルチャーイベント「シブカル祭。」に行ってきました。最終日前日の26日、目当てはblue marbleと吉澤嘉代子のフリーライブ。実はその1週間前にラブリーサマーちゃんのステージも見たんですけどね。そのとき司会進行の人が「シブカル祭り」と言っていたのを聞いて、初めて正式な読み方を知りました。「シブカルサイ」のほうが読みやすいじゃん!!(って某シンガーさんも仰ってました笑)

blue marbleについては、前にワンマンライブのレポートを書いたので、気になる方はそちらを見ていただくとして。14時スタートということで、ちょっと早めの13時過ぎにパルコ付近に着いたのですが、いきなりVo.武井麻里子ちゃんの生歌が聴こえてきたので、1時間まちがえたのか焦りました。実際は早めのリハだったようで一安心。

先週はド派手なステージトラックを持ち込んでいたパルコ前広場ですが、今回はこじんまりとしたステージが用意されていました。お祭り感はやや控えめながらも、公園通りに面してる分だけ通行人からは見えやすい感じです。バンド編成での演奏と聞いていたので楽しみにしていたのですが、ステージが狭いためか今回はメンバーの3人+サポートベースの4名構成。ドラムはシーケンサーの演奏で、ギターの音も鳴ってたのかな? あまり印象に残ってません。逆に目立ってたのは古川氏のベースサウンド。本人はずっと明後日の方向見ながらノホホンと演奏している感じでしたが、普段よりも低音が心臓に響いてきていい感じでした。ボーカルのまりちゃんはシブカル祭。の舞台が楽しくて仕方ないといった印象で飛び跳ねまくり。そしてワンマンライブから1ヶ月しかたってないのに、そのときより歌唱力が大幅にアップしている印象。声量の微妙なコントロールがかなり上手くなっていたような気がします。素晴らしい!

blue marbleの演奏後は、パルコミュージアムへ「シブカル展。」を観に。いわゆるサブカルっぽい展示が多かったですが、それほどパワーは感じなかったかな。フクザワさんは大好きで、すごく良かったんですけど、いかんせんスペースが狭すぎて。

あと同じ3階のフロアに「愉鳴呼社(ゆああしゃ)」というアート集団の展示があったのですが、これはなかなか面白かったです。今回のシブカル祭。のテーマ「トゥギャザーしようぜ!」を人文字で表現しているんだけど、それが観光地の顔はめパネルよろしく顔をはめて写真を撮れるようになってるんです。何が言いたいかというと、このアート作品を完成させるには鑑賞者も作品の一部として協力することが必要なわけで、つまり「トゥギャザーしようぜ!」というテーマを作品が体現しているんですね。実に深いです。

そんなこんなしている間に、もう一つのお目当て吉澤嘉代子さんの出番。リハーサル中なのに観客に手拍子を求める吉澤さんと、すかさずそれに応えるファンの関係値が微笑ましい限りです。blue marbleのときと違って撮影が許されなかったので写真はないのですが、実に魅力的なシンガーソングライターだと思います。歌謡曲的な懐かしさを感じさせるメロディと抜群の歌唱力、それも単に上手いだけじゃなくて声の使い方が実に巧い。そしてステージでの振る舞いが何とも可愛らしい。ラッキー池田が担当した「ケケケ」のように振り付けバッチリの楽曲はもちろん、そうでない曲のときも優雅にふわりふわりと舞うような感じで。人の心を惹きつける要素が詰まった素敵な方だと思います。

それと面白かったのが、演奏の途中ですぐ後ろの公園通りにデモ隊がやって来たこと。特定秘密保護法に反対するデモで、その活動自体は個人的に支持するところなのですが、タイミングが悪かった。ヒップホップだかラップだったか忘れましたが、よく分からない音楽を大音量で流しながらのデモ行進に、さすがの吉澤さんも困り顔。「こんなに大きな声を出したのは久しぶり」と本人が言うくらい大声で対抗していました(笑)。

ところでライブの様子は撮影禁止でしたが、終了後に「ケケケダンサーズ」の皆さんと写真を撮ることができました。ついさっき見た「トゥギャザーしようぜ!」に心なしか似てるように思えるのは気のせいでしょうか。まぁ、そんな感じで。

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